だけど


あまり調子にのると
今度はプリプリ怒りだす。



「もぅっ!待ってってば!冷たいっ!バカっ!//」


ぷっ。
バカは自分だっつーの。



数メートル離れた後ろから
俺の背中に向かって必死で叫ぶ琴子。



「置いてくからな。」


チラッと振り向き
ポツリとつぶやく。



どちらが勝つのか

...だけどこんな時、
琴子はどぅしたら俺の気を引けるのか

知り尽くしてるんだ。



「もぅーっ!自分勝手!!//ケンぼーのくせにっ。」



プチッ



「テメッ/////だからなんだっつーんだよ!ケンぼーって!やめろよ恥ずかしい!」