そんな俺に

いつも仔犬のよぅについて来る琴子を見ては

嬉しくなるのは


俺がSすぎるからだろうか。



「..っまってよ〜。//」



パタパタと小走りについて来る琴子を

わざと困らすように早足で歩く。



「ねぇ//まってってばぁ!」



慌ててついて来る琴子の顔が

かわいくて


だから、どぅしても
いじめたくなるんだ。



前髪を風になびかせ

寒さのせいか頬と鼻の頭を赤くさせ
まるで

幼い子供のような表情をみせる彼女が愛おしい。