ヴァンパイアヒューマン−流星−



『えっ?ホントに?』


ベルはリオンの言葉に驚いた。


『まだ俺が赤ん坊だったときに、山中で拾ったらしい…』


リオンは涙を浮かべながら告げた。


『そんな…』


ベルは涙を浮かべるリオンを心配した。


『今夜で調度10年…ずっとずっと言えなかったことを伝えたらしい…。ずっと俺は騙されていたんだ…』


リオンは涙を流し、悔しい表情も見せた。


『別におじさんやおばさんは、リオンのことを騙していた訳じゃ…』


ベルがそう言いかけると、リオンは勢いよくベルの胸倉を掴んだ。


『ベルに何が分かるんだよ!!俺は…ずっとずっと騙されていたんだ…』


リオンは唇を噛み締めた。