『泣いてなんかない!!』
リオンはベルに背を向けながら声を荒げた。
『リオン、それは幼なじみのあたしにも話せない事なの?』
ベルはそう言って、悲しげな表情を見せた。
ベルのその言葉に、リオンはただ拳を握りしめて黙り込んでいた。
『ごめんね、リオン。幼なじみにだって話せない事はあるわよね?ごめんね』
ベルはそう言って、悲しげにその場を立ち去ろうとした。
『俺…俺…』
ベルが立ち去ろうとした時、リオンが口を開いた。
それにともない、ベルは立ち去ろるのを止めた。
『俺…実は…父さんと母さんの本当の子供じゃないらしい…』
リオンは震える声で告げた。


