ヴァンパイアヒューマン−流星−



『いや、俺達は讃えてもらうような事はしていない。遠慮します』


リオンはそう言って、バロンドールの兵士の誘いを断った。


『兄貴、バロンドール城なんて滅多に入れませんよ。こんな機会を断るなんて勿体ないですよ』


グリスはそう言って、リオンを説得した。


『しかし…』


リオンは考え込んだ。


『バロン王なら、もしかしたらヴァンパイアの事を知ってるかも知れないですし…』


グリスがそう告げると、リオンは納得した。


『我がバロンドールに来ていただけますか?』


バロンドールの兵士は再びリオンとグリスに尋ねた。