ヴァンパイアヒューマン−流星−



『バロンドールの兵士のお出ましとは…余程の大泥棒なんだな、この女は』


グリスはそう言って、金髪の女性を見つめた。


『こっちに来い、泥棒!!』


バロンドールの兵士は、リオンから金髪の女性を強引に奪い取った。


『放せ!!あたしは、何も悪いことなんてやってない!!あたしは…』


金髪の女性のその叫びもむなしく、バロンドールの兵士たちに連れていかれた。


『君たち、泥棒を捕まえてくれたことを讃えたい。是非、我がバロンドール城へ…バロン王の元へご招待したい』


一人のバロンドールの兵士がリオンとグリスに告げた。


『俺たちがバロンドール城に?』


グリスは驚いた。