『父さんと母さんが…ホントの両親じゃなかったなんて…聞きたくなかった…何でいまさらそんなこと言うんだよ…くっ…』
リオンは涙を零しながら唇を強く噛んだ。
『くそぉーー!!』
リオンは崖の向こうにに向かって叫んだ。
と、そのとき…リオンは足を滑らし、崖を転がり落ちた。
『うわぁーー!!』
リオンは崖を転がり、山の下の方まで落ちて気を失った。
そんなリオンを、夜空に浮かぶ黄金色の満月が優しく照らした。
…ヒューマンよ。
今こそ、皆殺しだ…。
今宵、恐怖を味あわさせてやる…。
気を失うリオンの脳裏に悍ましい声が響いた。


