「瑞希?」





「なっ、何?」





あたしはうまくたくの顔が見れない。





「大丈夫だった…?」





たくはおそるおそる聞いてきた。





「痛かった………けど大丈夫だよ。嬉しかった。」





「痛かったのはごめんな…。瑞希ありがとな…。」





「うん。」





あたし達は触れるだけのキスをした。