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「と──!らい──!來人───!」
誰……だ?
俺は目を開けた。
「來人!よかった。心配したじゃない!」
「母さん?俺……何で病院にいるんだ…?」
「あなた倒れていたのよ?病院から電話かかって来たときビックリしたじゃない!」
「俺倒れてたんだ。でも何で倒れてたんだろ…。」
「分からないわ。でもこの辺で倒れている人が來人含めて7人いたそうよ。邑太くんも倒れていたんですって。」
「邑太大丈夫なのか?」
「大丈夫だそうよ。まぁ意識が戻ったなら良かったわ。母さん一回家に帰るわね。」
「うん。ばいばい」
母さんは帰っていった。
俺は何かを忘れているような気がする。
この長い時間気を失っていた感じもしない。
誰かと一緒に何かをしていたはずだ。
だが……何も思いださない。


