痛みが引いていく。





そして渚の手が左胸からでてきて渚はふきとばされた。





そして体も自由になる感じがする。





傷口がふさがる。





「ら……來人…?」





俺から放たれている光はディーネルからも放たれていた。





灰になりかけだったディーネルの足はきれいに元通りになっている。





「こ……この輝きは……まさに……女神の輝き……!?」







ディーネル……。





お前はやっぱ強い。





「メーニア。ディーネルのどこが弱い?ディーネルは今女神のように光を放っている。これは強い証拠と王になれるという……まさにそういう光なんじゃないのか?」





「そ……そんな……。あたしは弱くない…。」





「お前に王になる資格がないと言うことだ!!」





そう。今こそディーネルは……女神となるときだ!