そう。俺は最初に思っていた事とは真逆な考えをもっていた。





前の俺なら光栄などとは一切言わなかった。





なのに今は言える。





俺は死神へと生まれ変わる。





「來人。来るわよ。魔物が一体こちらに。」





「そうか。待っていたぜ。」





数分後。





爆発と共に人影が見えた。




魔物がやってきた。





「あら……。あの子は…。」




「あの魔物の事しってるのか?」





「あの子はあたしの弟よ。」





「弟…?」





「あ、ディーネル。やっと見つけたぁ。僕は君を探していたんだよ。生きててよかった。」





「あなた。うるさいわよ。」