紛れもない、ただ笑い続けている、和於だった。 「わぁ~。まさか、入るとは思わなかった! でもまだ、戦えるだろ?」 「当たり前・・・だ。」 「大丈夫か、羅依!!」 「総長!!!!!!」 後ろの遠くの方で、冬真と響の声がする。 少し、後ろの方を見てみた。 冬真と響は今にも、駆けてきそうだ。 「・・・・来るな、二人とも。」 ハッキリと、私はそう言った。 「でも・・・!!」 「何でだよ!?」 2人は、声を荒あげた。