・・・まず、致命的なダメージを与えて、横蹴り・・・・・・ そこまで考えた時、私の思考が止まった。 私の口から血が飛び出る、鈍い音と共に。 「何・・・で・・・。」 途切れ途切れにしか喋れない。 みぞおちが、痛い。 目が霞む。 私は、まだ一撃も攻撃できてない。 ・・・・顔を上げて、私のみぞおちを殴った相手を確認するために。 私の前に立っていたのは・・・・・