しるし


はやと…


はやとは優しすぎるよ。


私は涙を流した。


「はやとが、責任感じる事ないよ。」
「でも…」
「私は、記憶なくしても…お父さんいなくなっても…はやとに傍にいて欲しかったよ!!」
「ごめん。」

はやとは俯いた。