その夜、あたしはコンビニへ向い、雑誌とプリンを買って店を後にした。

トボトボと歩いていると前方からバイクが横ぎってきた。

あたしは慣れているので避けずにいたら過ぎ去ったバイクがこちらに向かってきた。

『おい、お前…』

そう言って男はヘルメットをとった。

『神崎…』

『お前何で避けない?』

『えっ?!今の避ける出来事だった??』

『…。ケガしてぇのか』

『はぁ??普通そっちが避ける側でしょ!!』

『俺にそんな口叩くとはいい度胸だな』

『あんた何様のつもりよ』

『あぁ?俺は青龍の総長だ』

『だから何だってんのよ!!』

あたしは若干こいつの態度にイラついてきた。