「のんは優しいな。」


髪をわっしゃわしゃにされた。


『そんなことないし。
いじめられッ子を放っとけなかっただけ。』


「ま、のんの良いとこは俺がわかってればいいんだけど。」

ニコッ てはにかんで
チュッ てキスをして


きゅんきゅんします。



「帰ろっか。」

『ん。』



手ェ繋いで屋上から出た。