あー、かったるい!
授業をサボりまくってるから担任に呼び出しをくらっちまった。
豊は上手く逃げて、要領悪く俺だけが捕まってしまった。
もうちょい、真面目に授業出なきゃなー。
担任に呼び出しをくらわない程度に。
職員室でくどくどと長い説教を黙って聞いていた俺の後ろに人の気配がして振り向く。
「あ、悪いな。浜崎」
「いえ…」
提出物のノートの山を手渡した果穂は小さく返事をして職員室を出て行った。
「せんせー、今度から態度改めるんで、今日はもういいっすか?」
「素直で気持ち悪いな」
苦笑いした担任は俺を早々に解放してくれた。
そっか、今度からこう言えば早く終わるんじゃん。
思わず担任への対策がわかってラッキー。
俺は果穂を追って職員室を出た。
「おい」
俺の呼びかけに果穂の足が止まった。
そのまま立ち尽くしている果穂に近寄る。
「ちょっと来い」
果穂の腕を取って屋上へと連れ出した。
授業をサボりまくってるから担任に呼び出しをくらっちまった。
豊は上手く逃げて、要領悪く俺だけが捕まってしまった。
もうちょい、真面目に授業出なきゃなー。
担任に呼び出しをくらわない程度に。
職員室でくどくどと長い説教を黙って聞いていた俺の後ろに人の気配がして振り向く。
「あ、悪いな。浜崎」
「いえ…」
提出物のノートの山を手渡した果穂は小さく返事をして職員室を出て行った。
「せんせー、今度から態度改めるんで、今日はもういいっすか?」
「素直で気持ち悪いな」
苦笑いした担任は俺を早々に解放してくれた。
そっか、今度からこう言えば早く終わるんじゃん。
思わず担任への対策がわかってラッキー。
俺は果穂を追って職員室を出た。
「おい」
俺の呼びかけに果穂の足が止まった。
そのまま立ち尽くしている果穂に近寄る。
「ちょっと来い」
果穂の腕を取って屋上へと連れ出した。