「あれっ?」
「どーした?」
制服のポケットを探る俺を隣にいた豊が不思議そうに眺める。
「あちゃー…どっかにケータイ忘れてきたわ」
俺の言葉に豊が自分のケータイを差し出した。
「鳴らしてみれば?誰か拾ってるかも」
ケータイを受け取り、自分のケー番を入力する。
少しの間、呼び出し音がして通話に切り替わった。
『もしもし…』
女の声。
「それ、俺のケータイなんだけど」
『あ…。視聴覚室で拾ったの…』
そーいや、退屈なスライドを見せられて暇つぶしに豊とメールしてた。
部屋を出る時に忘れてきたんだ。
「今から取りに行くから。どこにいてんの?」
『2年B組です』
「わかった」
通話を終えて豊にケータイを返した。
「ちょっと行ってくる」
「面白そーだから俺も行こっと」
笑う豊と連れ立って拾い主に会いに向かった。
「どーした?」
制服のポケットを探る俺を隣にいた豊が不思議そうに眺める。
「あちゃー…どっかにケータイ忘れてきたわ」
俺の言葉に豊が自分のケータイを差し出した。
「鳴らしてみれば?誰か拾ってるかも」
ケータイを受け取り、自分のケー番を入力する。
少しの間、呼び出し音がして通話に切り替わった。
『もしもし…』
女の声。
「それ、俺のケータイなんだけど」
『あ…。視聴覚室で拾ったの…』
そーいや、退屈なスライドを見せられて暇つぶしに豊とメールしてた。
部屋を出る時に忘れてきたんだ。
「今から取りに行くから。どこにいてんの?」
『2年B組です』
「わかった」
通話を終えて豊にケータイを返した。
「ちょっと行ってくる」
「面白そーだから俺も行こっと」
笑う豊と連れ立って拾い主に会いに向かった。