そこに私の父が会場から出て来て
その子とその子の家族に挨拶して
私のところに来た。
父は私を見てびっくりしていたが
すぐに笑顔になり
「こっちだよ。
兄さんありがとう。
また後で連絡したら迎えに来てくれ」
「了解」
と言って兄と別れ
私は父と一緒に会場に向かった。
エレベーターに乗っているとき
ようやく父と会話をした。
「どう?父さん」
「似合っているよ。ただ前開いているぞ(笑)」
と言って私の胸元を直し
「足は痛くないか?」
「もう痛いけど
七五三の時よりは全然いいよ。」
「(笑)
そうか、母さんはもう見たのか?」
「家で見ているよ。
一緒に写真も撮っているよ。」
「そっか
式までまだまだ時間があるから
しばらく椅子に座っていなさい。」
「わかりました。」
と言っているときに
会場の階に着き
私は受付にむかった。


