達郎のおかげで捜査方針は決まった。
それならば、その裏付けを取るのは、あたしたち警察の仕事ではないか。
なに甘えた事を考えていたのだ、あたしは。
「すみません、警部」
あたしは頭を下げた。
「謝ってる暇はないぞ。捜査班全員を駆り出して聞き込みだ」
「は、はい!」
あたしはあわてて立ち上がった。
岸警部は達郎のもとに歩み寄ると、その肩に手を置いた。
「噂にたがわぬ名探偵ですな。総監は、いい息子さんをお持ちだ」
達郎は無言で、笑みだけを返した。
岸警部も同じようにほほ笑みを返し、会議室を出ていった。
あたしもその後を追って会議室を出ようとした時、ふとある事を思い出した。
「ねぇ、達郎」
「ん?」
「あんた、掛川駅で静岡県警にあたしを呼べって言ったのよね」
「あー…、うん」
「なんでわざわざあたしの名前を出したの?」
「まぁ、事情聴取が面倒だったからなぁ」
…やっぱり。
それならば、その裏付けを取るのは、あたしたち警察の仕事ではないか。
なに甘えた事を考えていたのだ、あたしは。
「すみません、警部」
あたしは頭を下げた。
「謝ってる暇はないぞ。捜査班全員を駆り出して聞き込みだ」
「は、はい!」
あたしはあわてて立ち上がった。
岸警部は達郎のもとに歩み寄ると、その肩に手を置いた。
「噂にたがわぬ名探偵ですな。総監は、いい息子さんをお持ちだ」
達郎は無言で、笑みだけを返した。
岸警部も同じようにほほ笑みを返し、会議室を出ていった。
あたしもその後を追って会議室を出ようとした時、ふとある事を思い出した。
「ねぇ、達郎」
「ん?」
「あんた、掛川駅で静岡県警にあたしを呼べって言ったのよね」
「あー…、うん」
「なんでわざわざあたしの名前を出したの?」
「まぁ、事情聴取が面倒だったからなぁ」
…やっぱり。


