暗い暗い暗闇の中。 あたしは目を開けた。 いつもは 現実世界だと思い込んでいるけど、 今回は夢の中だとはっきりわかった。 「ここは・・・・。」 上も下も 右も左も 前も後ろも 暗闇。 もちろん誰もいなかった。