わたしの王子サマ

なんとなく今日は屋上でサボった。






キィー




年期の入った古い屋上の扉が開く音がした。









「あ、光輝さん…」





「ん?サボりか??真面目に授業受けろよ。」





「光輝さんこそ。」





「俺はいいんだよ。」



どういう理屈なんだろう、と心の中で疑問に感じる。