わたしの王子サマ

「あ…すみません……」





「平気。」






すぐにその人から離れて健吾の方を見る。






「チッ。」





何度目かわからない舌打ちを残して部屋に入って行った健吾。






金髪の人が急いで追いかけるけどすぐに戻ってきた。





「わりぃ…逃げられた。」