あなたへ。

「あの人はね。自分の父親を、殺したんだよ」

殺した、ころした、コロシタ?


わたしは瞬時にあの時の刃物を思い出す。


光る刃物とわたしから出た・・・赤い



血?



「ユリア!」


桃姫の声がわたしには届いたのかどうか。


そしてわたしは意識を失った。