「ユリアちゃーん!一緒にトイレ行こーよ」

「あ、うん」

入学して3日、わたしは眞城ちゃんに仲良くしてもらっている。

「あ、ウチも行くわ。眞城いいよね」


「おっけーよ」


一瞬間があったように感じた。


正直眞城ちゃんみたいな人と付き合ったことはあまりない。

でも眞城ちゃんはわたしに優しくしてくれている。