桃香は少し間をおいて
「翔には悪いと思ってるよ」
「でも、翔なら判ってくれる
と思っていたから」
衛は桃香の顔が翔を忘れられない
様子だったので・・
「桃ちゃん!
翔のこと、どうするつもり?」
「桃ちゃんは僕らと別な世界に今
いるから、判ってるよね」
「判ってるから!でも」・・
寂しそうな桃香を見て衛は・・
「あいつ!小指の爪まだ
長くしているけど」
その言葉を聞いて桃香は
嬉しそうに
「ホント!」
二人が小指の爪を
長くしている理由は・・
昼休みのチャイムが鳴った!
「衛、まだ話があるの?」
「桃ちゃんが暇な時、
電話かメールしてよ」
「そうするね」
桃香と衛は恋人のように
並んで階段を下りて行った。
その途中の廊下で前方から来る
美果の姿を見た。
話をしても良いのだが、
皆に内緒の恋
隣の桃香は、それを知っている。
気を利かした桃香が先に
美果に歩み寄り
「しばらく、夏休みどこか行った」
桃香が美果の気を引いている間に
衛は教室へ消えていった。
放課後、美果は衛を待って
校門から衛がいつも乗車する
バス停の前にいた。
短いスカートから伸びる
美果の綺麗な脚線美に
通りすがりの男の視線が
降り注ぐ。
美果はそれとは違う視線を
感じた。
道路の向こう側、
渋谷方向のバス停に小杉が
立って美果を見つめていた。
相変わらずのだらしない姿
ズボンを腰までずらし
ダブダブノのシャツ。
「翔には悪いと思ってるよ」
「でも、翔なら判ってくれる
と思っていたから」
衛は桃香の顔が翔を忘れられない
様子だったので・・
「桃ちゃん!
翔のこと、どうするつもり?」
「桃ちゃんは僕らと別な世界に今
いるから、判ってるよね」
「判ってるから!でも」・・
寂しそうな桃香を見て衛は・・
「あいつ!小指の爪まだ
長くしているけど」
その言葉を聞いて桃香は
嬉しそうに
「ホント!」
二人が小指の爪を
長くしている理由は・・
昼休みのチャイムが鳴った!
「衛、まだ話があるの?」
「桃ちゃんが暇な時、
電話かメールしてよ」
「そうするね」
桃香と衛は恋人のように
並んで階段を下りて行った。
その途中の廊下で前方から来る
美果の姿を見た。
話をしても良いのだが、
皆に内緒の恋
隣の桃香は、それを知っている。
気を利かした桃香が先に
美果に歩み寄り
「しばらく、夏休みどこか行った」
桃香が美果の気を引いている間に
衛は教室へ消えていった。
放課後、美果は衛を待って
校門から衛がいつも乗車する
バス停の前にいた。
短いスカートから伸びる
美果の綺麗な脚線美に
通りすがりの男の視線が
降り注ぐ。
美果はそれとは違う視線を
感じた。
道路の向こう側、
渋谷方向のバス停に小杉が
立って美果を見つめていた。
相変わらずのだらしない姿
ズボンを腰までずらし
ダブダブノのシャツ。

