「今までにもこうして迷われた方を何人も助けました。
しかし殆どのお方が私の素性を知った途端に恐怖を覚えたのでしょう。
私の元をすぐさま去って行きました。そして貴方もきっとそうなさるのかと。
気を楽にして言っているように聞こえますが、本当は怖かったのです」
桜里はその後も泣きやむ気配を見せる事はなく、連太郎は何をすればいいのかと考えた後、
すっと桜里を抱きしめた。突然の抱擁に桜里は思わず持っていた野草を全て落としてしまった。
何故自分を抱きしめるのかと。
「連太郎さん。悪ふざけでしたら結構ですので」
「悪ふざけでこんな事が出来ますか。
泣いている女性を放っておくなんて男として僕には出来ません。
貴女の気が落ち着くまでこうさせてはくれませんか」
しかし殆どのお方が私の素性を知った途端に恐怖を覚えたのでしょう。
私の元をすぐさま去って行きました。そして貴方もきっとそうなさるのかと。
気を楽にして言っているように聞こえますが、本当は怖かったのです」
桜里はその後も泣きやむ気配を見せる事はなく、連太郎は何をすればいいのかと考えた後、
すっと桜里を抱きしめた。突然の抱擁に桜里は思わず持っていた野草を全て落としてしまった。
何故自分を抱きしめるのかと。
「連太郎さん。悪ふざけでしたら結構ですので」
「悪ふざけでこんな事が出来ますか。
泣いている女性を放っておくなんて男として僕には出来ません。
貴女の気が落ち着くまでこうさせてはくれませんか」



![はるのゆき[BL]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.799/img/book/genre1.png)