「私(わたくし)の名前は桜里(おうり)と申します。この森を護る者」
「僕は連太郎と言います。ところで護る者とはどういう事、で」
名乗りながらも、とある違和感を覚えた連太郎の視線は桜里と名乗った女の足元に向いた。
それを見た連太郎は途中で言いかけていた言葉を止めた。桜里は白い雪のような肌色をした素足であった。
それだけではない。彼女には普通の人間にならあって当然の物がなかったのだ。
「桜里さん、貴女」
「言いましたでしょう。私はこの森を護る者だ、と」
微笑みながら桜里は何事もないかのように言う。
連太郎はそれを信じられないという目で見つめていた。
太陽は頂上にあると言うのに、彼女には影一つ見当たらなかった。
「僕は連太郎と言います。ところで護る者とはどういう事、で」
名乗りながらも、とある違和感を覚えた連太郎の視線は桜里と名乗った女の足元に向いた。
それを見た連太郎は途中で言いかけていた言葉を止めた。桜里は白い雪のような肌色をした素足であった。
それだけではない。彼女には普通の人間にならあって当然の物がなかったのだ。
「桜里さん、貴女」
「言いましたでしょう。私はこの森を護る者だ、と」
微笑みながら桜里は何事もないかのように言う。
連太郎はそれを信じられないという目で見つめていた。
太陽は頂上にあると言うのに、彼女には影一つ見当たらなかった。



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