がんばれよな、って。応援しないでよ。

関係ない、とか、線引きしないでよ。。


チクリと痛む胸に加えて、ぽっかりと何かが無くなったように寂しくなった。

バカみたい。


こんなことなら本当のこと言ってればよかったのに。トモ兄とデートじゃないって。


再び襲いかかる後悔。

どうしようもないじゃない。どんなに必死で否定したって無意味だ。


アイツはあたしのことなんか、これっぽっちも気にしてない。

だって、“関係ない”んだもん。


デートじゃなかったんだって、塾だったってわかって喜ぶべきなのに。

正直、嬉しくない。


関係ない。

この言葉ほど、重くのしかかって苦しいことはないと思う。