兄は妹へ恋をし、妹はその狂気ともいえる愛を一身に受けていた。 兄は妹を花の鎖で繋いだ。 どんなに時が経とうと、はなれない鎖で。 どんなことがあろうと、はなれない鎖で。 花の鎖は、後に『花鎖(かさ)』と呼ばれるようになる。 自由を奪われても妹は兄を愛し続けた。 自由を奪っても兄は妹を愛し続けた。