「南?」 下駄箱にもたれて、目を瞑っていたら声がした。 低くて男らしい声。 陽先輩。 ゆっくり目を開けると、いつのまにか目の前に居た。 そしてアタシを見て微笑んでる。 ドキドキがとまらない。 好きです。 先輩が大好き。 溢れ出してきそうな気持ちを抑え、目の前にある先輩の鼻をつまむ。 間抜けな顔になってもカッコいい。 アタシ相当重症かも。