『ただの愛情』 淫靡さなどが戯れ言に見えるような 激しいただの愛情 それが一番深く打ち込まれる 食物より、性器より、悪夢より なにものより それが苦しい 苦痛の果ての陶酔 嘘じゃない 過去も未来も期待も欲望もない 消えてくれ それは…願いかもな 無意識に逃げていたことに 少し笑ってみる (融けるまで、つきあえよ) 頭の中で微かな囁き