私から香る

槇と同じ

魅惑の香・・・

槇の香・・・

マキ・・・

貴方の、その胸に

抱かれたいと

私は

想わずにはいられない。

願わずにはいられない。

浴槽に立つ

槇の肌を

水滴が、流れ落ちる。