「継がね」 『へぇー。郁美ん家って金持ちなんだ』 「知らね」 ラーメンを食べて和室を出た。 『あ、ごちそうさまでした』 家だから金はいらねぇって郁美は受け取ってくれなかった。 だからせめてお礼は言わなきゃ。