ぽかーんと口を開けたまま停止している美貴を1人おいて、ノートを鞄に入れながら校門へ向かった。

ちょうど校門をくぐるときに、美貴の叫び声が聞こえた気がしなくもないけど。

まぁ知らなかったことにしようか。


あたしはるんるん気分で町へと向かった。