「一つ忠告しとくが…近々、龍が合流するからよ…お嬢を奪われねぇようになっ(笑)」 それだけ言うと今度こそ降りて戻っては来なかった。 (忠告…ねぇ) 龍は小さい頃10歳位までこの家に滞在していたが…体が弱かった為に…役目から外されていた。 それが悔しかったのか7年たった今では強い男に成長していた。 全ては“美鈴お嬢の傍にいたいが為に” (実の弟がライバルね…面白い。)