キョロ…… キョロ…… ダッ!! トイレを飛び出したコータは、周りの様子を伺いながら猛ダッシュした。 階段を駆け下り、昇降口を目指す。 「はぁ……、はぁ……、はぁ……!!」 息が切れ始め、アゴがあがってくるコータ。 「もう少しだっ……!!」 昇降口まで、およそ100メートル。 コータは、最後の力を振り絞り、さらに速度を加速させた。