そして、下宿所の前。 あぁ。 帰りたくない。 嫌々玄関を開ける。 ドアを開けるといつもとは違う。 シーンとしてる。 しかも、暗い。 リビングにまで一直線に歩くとリビングも暗い。 そして、リビングのドアを開ける。 ドアを開けた瞬間 パン パンパパン クラッカーの音が鳴った。 そこには、みんないた。 勇気に千佳。 あげはもいた。 「「誕生日おめでと―♪」」 空と勇気に言われる。 あぁ。 そうだ。 今日は私の誕生日か。