COLORS【透】桜、儚く散るユメ

歳とか服装がどうだとかいうんじゃなくて、

とにかく!!

ぶっきらぼう!愛想なし!

私の一番嫌いなタイプだ。
とは言え、お客様である以上は笑顔で接しなければ!そう自分に一生懸命暗示をかけた。





「お待ちどうさまです」

その愛想のない男性は一番奥のカウンター席に座っていた。