私は白い世界に居て、
そこをふらふらとさ迷っていた。
もしかしたらそこは天国かもしれないし、
もしかしたらおじいちゃんにだって、会えるかもしれない。
私はそんな事を思いながら、
白い光に包まれながらただ歩いた。
すると誰かに呼ばれた気がした。
優しい声が私を導いた、
照らされた一本の道に向かって私は真っ直ぐ歩いた。
「おいで。」
聞いた事のない声だけど、
優しく響くその声に。
何かに惹かれるように、ただその声のする方へ…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…