「…こいつをヤって いいのか⁇」 野太い声でさっきの男 ……ん? ヤる、って戦う方のヤるよね。 まさか犯す方ヤるな訳ないよね。 でも男の目は殺意の目では なく、下心のある目だ そう思った瞬間あたしは鳥肌が 立ち、途端に力が抜けた 「ふふ、あんたの羞恥な写メを 撮って学校中に撒き散らしてあげる♡」 っは、そーきましたか。 だからどーしたっつーの。 …なんて強がっても さっきの男のあの目を 思い出したら寒気がして 力が抜ける そんなことを考えていたら 男が近づいてきて…。