「そんなに皆に認められたいの?」

そういう訳じゃない。
疾風君は魅力的なのに、私のせいで悪く言われるのが嫌なだけ。

「違うけど。」

でも、疾風君の魅力を皆が気付いたら、私は疾風君に捨てられてしまう!

「やっぱ、疾風君の魅力気付かないで。」

「気付きたくもないよ」

―イラッ
ミカって最近イラつく…


疾風君は友達いっぱいいるもんね。
全員に認めてもらう必要はないんだよね…