その内容を見た瞬間
真奈は眼を見開いた。



手が少し震えている。
膝が震え立っていられなくなった真奈。



ノートを手にしたまま
そのまま座り込んでしまった。


「何?これ?」



そう言ったまま
真奈は動かない。




「に、日記に書いてあった…


そんなもの私にあるわけがない!」


突然叫んだ真奈は
なぜか左腕の袖をまくり上げていく。


ゆっくりとあらわになる
真奈の左腕。