そんな男の傍らで
身体を震わせ涙を流す真奈。




「しゃべった…」




そう言った真奈は
勢いよく日記を開け


必死の形相で
書き始める。



「4月1日


レナがとうとうしゃべった!


とうとう私の愛を受け入れてくれた!


レナが私のことを…」