こんなに苦しい思いをするくらいなら



貴方と出逢わなければよかったのに。



―なんて、思ってても貴方と離れたくない私は、言葉にできない。



貴方はそれを、きっと全部見透かしたように冷たい瞳で私を見る。



そんなことさえ幸せに感じる私は、病気ですか――?