少し離れていただけなのに,懐かしく感じる風景。 仲間達。 『…紅,まじ心配したから』 『ごめん,轟。』 『これからは勝手に行動すんなよ。』 『分かってるって。』 あたしには。 この生活を捨てるなんてきっと出来ない。 それくらい大切で必要で。 気付かしてくれたのも皆だった。 闇を照らすのは光しかない。 だとしたら,光はきっと皆だろう。 『空輝達も,ありがとう』 『あぁ』 『空輝が照れてる!』 『蓮樹黙れ。』