「俺がどんな気持ちで今いるかわかんのかよ。
どんだけ頑張って日本のトップ、世界一になったと思ってんだよ!!
俺が今撮影キャンセルしたら、どれだけの金が飛ぶって思う?
確実にあんたの倍は飛ぶよ」
本当は殴ってやりたい気持ちがいっぱいだった。
でも相手も一応モデルだけは押さえた。
「恭介君?ライ君?
大きな声が聞こえたけど?」
「大丈夫ですよ」
「そう? 撮影再開するよ」
「わかりました」
何かまだ吹っ切れてない。
まだイライラする。
「俺、いつかあんた越える」
「勝手にしろ」
絶対越させない。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…