このまま、声が出せなくなったら、
Lightは…?
あたしは…?
シャナみたいな巧みな声を出したかった。
それよりも、
この事を恭介に知られたくない…。
「琉莉~」
「あ…奏太…」
「今日も無理っぽい?」
「うん……」
「大丈夫かよ…。
明後日からまた仕事だろ…」
奏太の言いたい事はわかる。
あたしだって、あたしだって……
「わかってるもんっ」
わけ分かんないのっ…。
このままじゃいけないってわかってるの…。
もう泣きたいよっ…。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…