ステージ裏には、スタッフやメンバーみんなが集まってた。



「みんな、今日は成功させよう。
行くぞっ!!」

「「おぉーっ!!」」



いよいよ始まるんだ…。



「琉莉、もう大丈夫か?」

「うんっ!!
あたし絶対成功させたい」

「だな。
やるからには盛り上げるぞ」

「スタンバイの時間だよ…」



舜哉の声で緊張が呼び戻る。



あたしは足を動かした。






――ワアァァァッ




眩しっ……。



『琉莉ーっ』

『奏太ーっ』

『涼平ーっ』

『舜哉ーっ』

『『Lightーっ』』



たくさんの歓声が聞こえる。