カツはこの2週間での出来事を流暢に話し始めた。


カツ「半月って結構長いと思ってたけど就活始めたら結構すぐだな!」


きっと充実していたに違いない。


照城「そうなんだ。集中していて時間が経ってるの気づかなかったか。」


カツ「あぁ、多分な。でもピリピリが続くのは体に良くないよな(笑)つくづく思うよ。」


照城「あ、そうだったのか。…ボチボチやったらいいのに。体壊したら元も子もないよ。」


カツ「だな、気をつけるよ。でも俺の場合、今まで怠けてた分のツケを返さなきゃな(笑)それについにこの前おかんに怒られてさ(笑)だからこん…」


そうだな…。ツケか…。


俺はいつ返すのかな…。



照城「…てかお前どこ受けたんだよ?」


カツ「まずな、隣の県の大手企業の営業を受けたわけよ。かなーり高望みだけどな。三次募集があるのがマジ奇跡なくらいの会社だよ。」


照城「凄いとこ受けたんだな。でもこの時期に大手は美味しいよな。」


カツ「んで次の日はそのまま夜行バスに乗って九州よ。ちなみにそこは文房具の販売会社な☆…」


俺はカツの話を聞くのが大好きだ。カツといるとなんだか元気が湧いてくるからだ。